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子ども食堂にマフィン100個 南風原高等支援学校生徒が贈呈


子ども食堂にマフィン100個 南風原高等支援学校生徒が贈呈 バレンタインデーに合わせてチョコマフィン100個を贈った南風原高等支援学校の大城勇人さん(右)と與那嶺歩さん=14日、南風原町宮平のちむぐくる館
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 【南風原】バレンタインデーの14日、県立南風原高等支援学校(西原誠校長)の生徒2人が、南風原町社会福祉協議会に大城正治会長を訪ね、手作りしたチョコマフィン100個を贈呈した。マフィンは、同校2年10組(9人)が食品加工の授業で作った。2人は「先生から100個作ると聞いた時は驚いた」と笑い「心を込めて作った。甘いハッピーな気持ちになったらうれしい」と話した。クラスを代表してマフィン贈呈式に参加したのは、大城勇人さん(17)と與那嶺歩さん(16)。大城さんは「バレンタインバージョンにした」と説明し、チョコ味にチョコチップも加えたことを紹介。與那嶺さんも「おいしく食べてくれたらうれしい」と述べた。大城会長は、町社協の子ども食堂で提供するとして「ありがたい。子どもたちも喜ぶだろう」と感謝した。
 同校では、就労を意識して焼き菓子や菓子パンなどを作る授業がある。学んだことを社会貢献につなげようと2022年から町社協に作った菓子などを贈っている。 (岩崎みどり)