【豊見城】仲間と困難を乗り越える経験をしようと、豊見城市立伊良波中学校3年生を対象に「合格祈願ナイトウオーク」が1月27、28日に行われた。同校PTA3学年委員が主催し、生徒約220人が参加した。生徒たちは33キロの行程を夜通し歩き、くたくたになって、忘れられない思い出をつくった。
一行は27日午後10時に学校を出発し、那覇市奥武山の護国神社で合格祈願した。その後、南下して糸満に向かった。糸満市役所から再度北上し、28日午前6時ごろ伊良波中に到着した。全員が無事にゴールを迎えた。
生徒も実行委員会をつくって準備。安全のために1時間に3キロほどの無理のないペースで歩き、1時間ごとに10~15分程度の休憩を取った。保護者ら30人が参加し、一緒に歩いたり、救護車で巡回したりした。
実行委員長を務めた保護者の高村滋人さんは「生徒たちが積極的に参加してくれた。たくさんの保護者にも協力してもらった。終わった時に生徒や保護者が喜んでいた。達成感があった」と話した。
(岩崎みどり)
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ナイトウオーク33キロ歩いた 豊見城 伊良波中3年生約220人が達成
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琉球新報朝刊
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