【うるま】うるま市立中央図書館で1月24日、市の教育月間行事の一貫として「今日からできるはじめての薬膳講座」が開かれ、約20人が参加した。琉球の食文化と伝統の薬膳料理に理解を深めるのが趣旨。国際中医師で琉球薬膳料理研究家の宮國由紀江さんが講師を務めた。
宮國さんは「沖縄は薬膳料理の素材の宝庫」と述べ、食材の五つの性質、五つの色、五つの味に沿って、具体的に食材の種類を説明した。特徴と効能を知ることが大事で、薬膳料理はかつて長寿県といわれた県民の健康を取り戻すことにつながると強調した。
黒米を混ぜるご飯、骨汁、昆布料理、ゴーヤーウンブシーなどのおいしい作り方も紹介した。参加者から体の不調の箇所を改善する食材の質疑なども相次ぎ、体調に合わせた料理方法などをアドバイスした。
(岸本健通信員)
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