会員・部会の受賞祝う　西原町文化協が新春の集い

　【西原】西原町文化協会（喜納昌盛会長）の新春の集い・受賞祝賀会が１月２０日、西原町中央公民館で開催され、会員ら１０４人が参加した。喜納会長は「わったー文化協会は文化人の集まり。何を背負って社会に貢献するのかを考えながら、今日ははねーかち（盛り上がって）楽しんで」とあいさつした。
　受賞祝賀会では、県しまくとぅば普及功労者として表彰された喜屋武ハツ子さん（８４）が「うやふぁーふじぬ形見わしたうちなーぬしまくとぅば、いちまでぃん残（ぬく）ち世間（しけ）に知らさ。とぅうっぴ」（先祖の形見である私たち沖縄のしまくとぅばをいつまでも残して世間に知らせよう）とあいさつした。
　県文化協会功労賞の城間良子さん（箏曲部会）は、老人ホーム慰問や町内小中学校での舞踊鑑賞会などに地謡で参加した活動を報告した。
　西原町表彰有功賞の當間清子さん（民謡部会）は「やっと若者に部長、副部長をバトンタッチできた。次のリーダーを育て引き継ぐのがリーダーと言われていたので安心した」と笑った。
　その他の受賞者は次の通り。
　（敬称略）
　【県文化協会奨励賞】宮城信子（古典音楽・三線）
　【同団体賞】華道部会
　（小波津昭子通信員）