【伊江】高校進学のため今年3月に島を離れる生徒たちに、ふるさとの味に愛着を持って受験や高校生活に励んでもらおうと9日、村農村環境改善センターホールで伊江中学校の3年生32人や教職員らに、特製ビーフカレーが振る舞われた=写真。
地産地消で島の魅力や地域の良さ、特産品などを知ってもらう島の産業ふれあいプロジェクトとして「肉の日(2月9日)」に合わせて毎年開催し、今回で9回目を数える。同プロジェクトは、本島中南部在住の伊江村出身者らで構成する伊江島会(知念富信会長)からの寄付で賄われ、冬瓜(トウガン)の中華づけも提供された。
生徒たちは口いっぱいにカレーを頰張ると「おいしい」「うまい」と舌鼓を打ち、笑顔が広がった。カレーを調理した内田ミートの内田大也さん(43)は「高校生活では失敗を恐れず、夢に向かってチャレンジしてほしい」とエールを送った。
生徒を代表して浦崎直愛さんは「とてもおいしくてジューシーだった。全員合格を目指し、家族との時間を大切に過ごしたい」とお礼を述べた。
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伊江中3年カレー堪能 「肉の日」、島の思い出に
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琉球新報朝刊
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