【沖縄】1日にあった美里工業高校の卒業式で、ペットボトルのキャップで制作された壁画が披露された。学びやを飛び立った鳥が、虹を越えて羽ばたく様子が描かれている。幕が上がり壁画が見えると、卒業生や保護者から拍手が響いた。
生徒会を中心に昨年12月から制作に取りかかった。全校生徒や職員でペットボトルのキャップを集め、計2万4千個のキャップを使用した。
美里工業高は秋の工業祭でも空き缶を使ってアート作品を制作した。今回の壁画制作も持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環。
生徒会の新城ゆずなさん(16)=建築科1年=は「優しくて格好良くて、お手本の先輩方だった。不安になることもあるかと思うが、学んだことを生かして頑張ってほしい」とエールを送った。 (石井恵理菜)
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学びや飛び立つ壁画披露 美里工卒業式 生徒会制作 キャップ2万4千個で
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琉球新報朝刊
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