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アルベルトさんが講演 名護中生に半生語り、歌も


アルベルトさんが講演 名護中生に半生語り、歌も 全校生徒の前でディアマンテスの曲を披露するアルベルト城間さん =2月21日、名護市の名護中学校
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 【名護】名護市を中心に地域のさまざまな人を講師に招き、生き方や地域について名護中学校の生徒に語る「てんだばる語れー会」の感謝会と講演会が21日、同校で開かれた。ディアマンテスのアルベルト城間さんが、ディアマンテスの代表曲「勝利のうた」や「アスタ・マーニャ(明日への子守歌)」などを交えながら、自身の半生を語った=写真。
 名護中では20年以上前から下校時の放送に「アスタ・マーニャ」を使っている。ディアマンテスを知らない子どもたちが年々増える中で、アルベルトさんに直接曲を歌ってもらおうという話が上がり、語れー会の14周年に合わせて実施された。
 アルベルトさんはペルー出身の県系3世で、14歳の時に祖母が購入したレコード盤の曲に感激し、日本で歌手になりたいと考えるようになった。東京で複数のオーディションに落選した後、琉球大に留学していた、いとこに招かれて沖縄を訪れた話や、ホテルとライブハウスの演奏を掛け持ちしていたことなどを話した。 (武井悠)