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名護・真喜屋小、漁協など協力 生徒ら魚さばき体験


名護・真喜屋小、漁協など協力 生徒ら魚さばき体験 指導を受けながら魚をさばく子どもたち=2月7日、名護市の真喜屋小
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 【名護】名護市の真喜屋小学校6年生が2月7日、同校で魚さばきを体験した=写真。地元の羽地漁業協同組合(一戸(いちのえ)豊組合長)や地域の鮮魚店が協力し、子どもたちはアドバイスを受けながらグルクンの三枚おろしに挑んだ。体験前にはキハダマグロの解体実演もあり、刺し身になるまでの工程も学んだ。
 子どもたちは魚のうろこや頭を落とす作業から、さばいた魚をホイル焼きやオリーブオイル焼きで調理するまでを体験した。手際よくうろこを落とす子がいる一方で、頭を落とせず苦戦する子もいた。魚を初めてさばいた宮平夏帆さん(12)は「漁協や鮮魚店の人が丁寧に教えてくれたおかげで、大きい身もとれて面白かった」と満足した。
 同小6年生全13人は「真喜屋の魅力探偵団」を結成し、地域のPR活動に取り組んでいる。今回の取り組みは子どもたちが希望したもので、漁協や鮮魚店も快諾して実現した。(武井悠)