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西原文化協が名護で防災研修 震度6強の地震体験


西原文化協が名護で防災研修 震度6強の地震体験 防災体験の研修を終えた西原町文化協会会員ら=2月17日、名護市大北の名護市防災研修センター
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 【名護】西原町文化協会(喜納昌盛会長)は、全体研修会「防災意識を高める」を2月17日、名護市防災研修センターで行い、会員16人が体験学習した=写真。
 防災学習シアターを観覧後、防災研修支援員の比嘉宣行さんと防災士の敷浪裕さんの説明の後に震度6強の地震を体験した。日本の最大津波は、八重山の明和大津波で80メートルを超えた。沖縄でも地震の備えは大事と話した。机の下に避難した後、揺れがなくなってからコンロの火を消し、家よりも外への避難が安全と判断してブレーカーを落として避難した。
 風水害ゾーンでは車や家のドアにかかる水圧の重さを体験。水かさが上がると男性が両手両足で押しても開かなかった。モニターの油鍋の火を消火器で消す初期消火体験では、消火器を持ちピン(ピンを外す)ポン(ポンとホースを外し鍋に向ける)パン(パンとレバーを握り焦点に噴射する)と習い、実践。時間内に消火するまで体験した。
 (小波津昭子通信員)