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辰年の老若90人を祝福 うるま・平安座で合同祝賀会


辰年の老若90人を祝福 うるま・平安座で合同祝賀会 満場とにぎわった辰年生年合同祝賀会=2月17日、うるま市の平安座自治会館ホール
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 【うるま】うるま市平安座で2月17日、辰(たつ)年生年合同祝賀会が盛大に開催された=写真。他地域の合同生年祝いは干支(えと)73歳以上を対象に行われるのがほとんどだが、同区は十三祝いから行う。
 会場の平安座自治会館にはカジマヤーを迎えた2人を含め辰年生まれの総勢90人余が出席し、住民の祝福を受けた。
 子ども太鼓、へんざ三弦同好会の斉唱で幕開けした多彩なプログラムで、生年ごとにその家族らによるダンス、琉舞、民謡も次々繰り広げられた。最も多い40人余の73歳は全員で平安座小、中学校の校歌を高らかに歌い、満場からひときわ大きな拍手が送られた。
 祝福を受け、カジマヤーの伊藤トミさんは「こんなににぎやかに祝ってもらい、さらに元気になったよ」と笑顔を見せた。
 上里敏正自治会長は「全世代の生年祝いを一堂に挙行するのは地域の誇り。住民の強い絆の礎になっている」と話していた。 (岸本健通信員)