【うるま】能登半島地震被災者の支援にうるま市の福祉施設の障がい者や職員らが立ち上がった。2月末でカンパや募金による義援金は10万円を突破、23日にはチャリティーイベントを市健康福祉センター「うるみん」で開催する。
地震後、現地の障がい者、高齢者、子どもたちが不安と孤立を深めているとニュースで福祉関係者らが知り、「心が痛む。自分たちにもできることがあるはずだ」という声をきっかけに1月下旬、能登地震被災者支援うるま市福祉事業所連絡会(新崎盛文議長)を結成した。
連絡会には市内の10の福祉施設と企業・団体、個人が参加し、市社協が後援。チラシや横断幕は手作りだ。既に一部施設は利用者が工賃から500円、職員は千円のカンパを出し合っている。新崎議長は「多くの義援金が届くなど活動の輪が広がっている」と手応えを語る。
23日のイベントは午前10時から午後3時まで。各施設や企業、団体提供の生産物販売コーナーのほか琉舞、空手、太鼓、ハンドコーラス、ウクレレなど多彩なプログラムを用意、三線唄者よなは徹さんがゲスト出演する。協力チケットは500円(当日券あり)。
問い合わせは、電話090(7383)1156(佐久田)。
(岸本健通信員)
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障がい者ら能登支援に奔走 うるま 募金10万円突破、23日イベント
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琉球新報朝刊
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