【八重瀬】2月7~14日に東京ドームシティで開催された国内最大級のランの展示会「世界らん展2024―花と緑の祭典―」で、県蘭協会の町田繁さん(83)が「日本大賞審査部門」の銀賞に当たる「レッドリボン賞」に輝いた。
町田さんの作品はカトレア。23センチほどの三つの巨大輪が評価されたという。全国の愛好家らが出品した438点の中から選ばれた。
県蘭協会の小波津正雄会長は「(町田さんは)株の増やし方やバルブの太らせ方が県内トップクラス。花の並べ方を工夫すると超一流になる」と、その腕前を高く評価している。
「ランは心の余白を全て埋めてくれる」と話す町田さんが、ラン栽培を始めたのは約50年前。展示会で見たコチョウランに心を奪われ、自分でも咲かせたいと思ったという。以来、ラン栽培に没頭した。
「世界らん展」で最高位の「日本大賞」を目標にこれからも挑戦を続ける。
町田さんは今月14日からメイクマン浦添本店で開催する「新報蘭フェスティバル」に出品予定で、金賞を目指し今日もランの手入れにいそしんでいる。
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町田さん(八重瀬)レッドリボン賞 世界らん展(東京) 巨大輪カトレア評価
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琉球新報朝刊
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