【伊計島=うるま】伊計島産の小麦を活用し、麦茶の焙煎(ばいせん)体験と「小麦珈琲」を販売している勝連平敷屋の眞榮里良人さん(43)=宿&喫茶アガリメージョー店主、写真左=が2月14日、売り上げの半分5万2180円を伊計自治会に寄付した。
「本気で島興しをする方々を応援し続けたい」と、活動は5年目を迎え、寄付の総額は15万円を超える。昨年は30組122人が焙煎体験をした。
眞榮里さんは「商品の背景やストーリーを大切にしたい」と小麦の種まきや麦踏み、麦刈りなど年間を通した取り組みにも向き合ってきた。昨年、伊計島産小麦の小麦珈琲が「うるま市推奨品」に認定された。
伊計自治会の玉城正則自治会長=同右=は「200坪から始めた麦栽培も、現在は3農家が参加し6800坪まで増えた。眞榮里さんとも活動を通して相乗効果を生み出し、地域力の底上げを図っていきたい」と感謝した。
(石川優子通信員)
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伊計島小麦販売で寄付 自治会に、眞榮里さん
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琉球新報朝刊
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