有料

エイサーや三線披露 南城・佐敷、芸能塾発表会


エイサーや三線披露 南城・佐敷、芸能塾発表会 津波古地域に伝わる民俗芸能「天人」に登場する牛の仮面をかぶる子どもたち=2月18日、南城市佐敷の津波古公民館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南城】南城市佐敷の津波古区を中心に活動する津波古棒術保存会は2月18日、8月から実施した津波古伝統芸能塾の成果発表会と伝統芸能の体験会を津波古公民館で開催した。伝統芸能塾では創作エイサー教室や三線教室が開かれ、参加した5歳から小6の子どもたちが練習の成果を披露した。
 週に1回で半年間、三線の練習に励んできたメンバーは「ユラティク節」「安里屋ユンタ」の2曲を演奏した。
 月2回で半年間創作エイサーを学んだメンバーは、オリジナルの曲に振り付けたエイサーを堂々と踊った。
 体験会では、市指定無形民俗文化財の「天人(アマンチュー)」や獅子舞「村獅子」などの衣装や小道具を触ったり、お面を実際にかぶってみたりした。「天人」に登場する牛の仮面を担いだ子どもは「重たい」と楽しそうな様子で話していた。
 (上江洲仁美)