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各地で「さんしんの日」 南大東で民謡コンサート ボロジノ娘ら歌声伸び伸びと


各地で「さんしんの日」 南大東で民謡コンサート ボロジノ娘ら歌声伸び伸びと 伸び伸びと民謡を歌うボロジノ娘たち=4日、南大東村在所の山内昌安民謡研究所
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【南大東村】「ゆかる日、まさる日、さんしんの日in南大東島」と掲げた民謡コンサートが4日、南大東村在所の山内昌安民謡研究所で行われた。幼稚園児から小学校5年生までのボロジノ娘&ボーイズ17人による民謡が披露された。
指導する山内昌安さんは「長年、ボロジノ娘を率いて育てた新垣則夫先生から引き継ぎ、ちょうど10年目を迎えた。子どもたちが成長する姿を見て、うれしい限りだ」とあいさつした。
舞台は「かぎやで風」から始まり、「徳利小」の喜歌劇、「夢は大きく民謡歌手」「ボロジノアイランド」「バイバイ沖縄」などの曲が披露された。出演者たちは艶やかな声で伸び伸びと歌っていた。
新垣則夫さんの思い出の映像がスクリーンに流された。新垣さんは久米島出身で沖縄芝居の喜劇「徳利小」の名人。これまでの熱意ある指導と感謝で万感胸に迫った場面もあった。 (池田羊子通信員)