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イタジイ芽吹き新緑萌える 渡嘉敷 春の彩り各地に到来


イタジイ芽吹き新緑萌える 渡嘉敷 春の彩り各地に到来 イタジイなどの若葉の新緑が輝く山並み=10日、渡嘉敷村の阿良利山
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【渡嘉敷】渡嘉敷島の野山では、2月中旬ごろからイタジイ(方言名・シイ)などの木の柔らかな新芽が芽吹き始め、緑の山並みの新緑萌(も)える季節が到来した。
 200メートル級の山並みに囲まれた集落や村道、林道から見渡す春の野山は、陽光を受けた若葉が黄金色の輝きを見せまぶしく、住民や観光客らの目を楽しませている。
 青森から訪れた野口寛之さん(21)は「青森は雪だった。沖縄はもう初夏の陽気で日本は広いなあと実感した」と目を輝かせた。 (米田英明通信員)