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巣立ち、地域で祝福 渡嘉敷、歌で絆深める


巣立ち、地域で祝福 渡嘉敷、歌で絆深める 新里武広村長のギター演奏で「365日の紙飛行機」を合唱する卒業生や保護者ら=9日、渡嘉敷村中央公民館
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 【渡嘉敷】渡嘉敷村立渡嘉敷小中学校・幼稚園PTA(嶋岡淳会長)主催による、2023年度卒業式祝賀会・謝恩会が同校卒業式のあった9日夜、渡嘉敷村中央公民会で盛大に開かれた。同校卒業生、在校生、保護者らをはじめ、新里武広村長や地域住民ら約200人が集い、卒業生を祝福するとともに教職員らへの感謝を述べ、労をねぎらった。
 嶋岡会長は「3月9日はサンキューの日、感謝の意を込めて楽しく祝い語らい、交流を深めましょう」と主催者あいさつし、PTAが用意したカレーライスやオードブルなどを囲んで心温まる祝宴となった。
 舞台では在校生らがヒップホップダンスなどの余興を披露して会を盛り上げ、新里村長もギターを演奏して歌を披露。卒業生や保護者らも舞台に上がり村長の演奏でAKB48の「365日の紙飛行機」を一緒に合唱し、絆を深めた。
 金城満教育長は「卒業生は今日の日を忘れることなく、島立ちしても故郷のことを思い出し頑張ってほしい」とエールを送った。 (米田英明通信員)