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「ダウン症の日(3月21日)」知って  南風原でイベント


「ダウン症の日(3月21日)」知って  南風原でイベント メッセージソングを参加者と一緒に歌う実行委員会メンバー=3月20日、イオン南風原店1階イベント広場
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 【南風原】3月21日の「世界ダウン症の日」を周知しようと「第6回世界ダウン症の日をWaiWai楽しもうin OKINAWA」が1日早い3月20日に、イオン南風原店1階イベント広場で開催された。ダウン症は21番目の染色体が通常より1本多い3本あることに関連し、国連が「3月21日」を「世界ダウン症の日」として定めた。

 県内各地域のダウン症親の会や多くの関係者が集まり2階ギャラリーも含めて200人余りが参加した。主催したのは世界ダウン症の日を広めようin沖縄実行委員会。呼びかけたのは実行委員会共同代表の安室由美子さんと知念良美さん。

 司会の新城有希子さんと津嘉山朝陽さんがステージ進行を務めた。応援メッセージとしてKukuruきっずクリニック院長の當間隆也医師から「いつも元気をありがとう!笑顔をありがとう!優しさをありがとう!今日はダウン症の子どもたちが主役です」と、出演する子どもたちにエールを送り、観客には一緒に楽しんでほしいと呼びかけた。

 イベントはダウン症の子どもたちがステージでパフォーマンスを披露し、観客が一体となって楽しみながら進行した。学生ボランティアをはじめ多くの方の協力がありイベントは大盛況のうちに終了した。

(喜屋武幸弘通信員)