自転車蹴って新緑駆ける　本部町　２歳から小学生ランバイク

　【本部】ランバイクレースやえだけフレッシュグリーンカップ（主催・本部まつり実行委員会）が３月１７日、本部町の八重岳桜の森公園で開かれた。２歳から小学生までの約百人が県内外から参加し、新緑に囲まれたレースコースを走り抜けた。
　ランバイクはペダルのない自転車を足で蹴って進む、低年齢向けの乗り物だ。午前中に開かれた３歳児の部では、スタートと同時に勢いよく走り始める子がいる一方で、親にしがみつきなかなかスタートを切れない子もいた。升谷晴十朗くん（３）は「上手に走れた。またやりたい」と笑顔を見せた。
　大会は１６日から始まった第４回もとぶ八重岳新緑まつりの一環で、百人規模での本格的な開催は初となった。同町の平良武康町長は「元気さを八重岳の新緑の中で大いに引き出して一日楽しむことができれば」と開会前にあいさつした。　（武井悠）