有料

キングス、児童館に端末贈る 沖縄市 生徒企画のグッズ販売収益で


キングス、児童館に端末贈る 沖縄市 生徒企画のグッズ販売収益で Wi-Fiルーターやタブレットを贈呈された子どもたち=3月11日、沖縄市の宮里児童センター
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【沖縄】プロバスケットボール・琉球ゴールデンキングスは3月11日、沖縄市宮里児童センターを利用する児童生徒が企画したキングスグッズの売り上げを全て寄付する形で、市内の4児童館にインターネット通信機
器やタブレット端末を贈呈した。
 キングスは1月に沖縄市ホームタウンドリームプロジェクトの一環で、宮里児童センターの子が企画したグッズ(トートバッグ)を沖縄アリーナで販売した。1時間で完売した。
 その売り上げを使って購入したWi-Fiホームルーター3台とタブレット5台を贈呈した。贈呈式にはグッズ製作に関わった宮里中の知念麗愛さん(1年)、中山聖鈴葉さん(同)、中山美鈴夏さん(2年)も出席。代表して知念さんが「プロデュースの楽しさや大変さを学んだ。機器を活用して学びの幅を広げたい」と感想を話した。琉球ゴールデンキングス地域貢献担当の喜屋武裕乃さんは「3人の頑張りのおかげで皆さんが遊んだり学んだりする機器を贈呈できる」と述べた。 (島袋良太)