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うるま、ボランティア5団体 子の支援活動報告


うるま、ボランティア5団体 子の支援活動報告 事業報告会で普段の活動内容を紹介する安座間貴奈さん(左)=11日、うるま市健康福祉センターうるみん
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 【うるま】うるま市のボランティア団体による活動報告会が3月11日、市健康福祉センターうるみんで開催された。赤い羽根共同募金の配分金(合計43万円)を受けた5団体が普段の活動内容を紹介し、情報共有をして互いの理解を深めた。
 市みどり町で子どもの居場所「食と農の学び舎BASE」を運営する安座間貴奈代表=写真=は、不登校や行き渋りのある児童生徒が学べる「寺小屋」や、農業体験などを通じた交流などの活動を紹介した。「『教育の場』ではなくあくまで『居場所』として運営している。社協の職員とも連携して支援したい」と話した。
 特定非営利法人まくとぅーの市原信行代表は、市内で運営する「子ども食堂」や食料品の配布事業などの活動を報告した。事業の内容に応じて広く参加を呼び掛ける場合もあれば、生活に困難を抱えている家庭に限定して申し込み制で開催する場合もあると工夫を説明し、「次年度もこの地に足の着いた活動をしていきたい」と協力を呼び掛けた。 (島袋良太)