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海外研修の成果報告会 世界のギノザンチュ交流事業


海外研修の成果報告会 世界のギノザンチュ交流事業 研修成果を報告する稲嶺和佳菜さん(左)と荒本樹乃さん=3月13日、宜野座村文化センターがらまんホール
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 【宜野座】宜野座村の第15次世界のギノザンチュ交流事業研修報告会(主催・同村)が3月13日、宜野座村文化センターがらまんホールで開かれた。派遣研修生として約1カ月間、アルゼンチン、ペルー、ブラジル、ハワイに派遣された稲嶺和佳菜さん(35)と荒本樹乃さん(23)が研修成果を参加者約60人に報告した。
 県内でラジオパーソナリティーを務める稲嶺さんは各国のラジオ局の視察を通じて「ラジオの必要性や地域との強い信頼関係を感じた。SNSやブログでも今回の経験を伝えていきたい」と意気込んだ。教員免許の取得を目指している荒本さんは各国の教育現場の視察を通じて「教育への知見が広がった。将来教員になった際は経験を生かし、挑戦することの楽しさを子どもたちに伝えたい」と前を向いた。
 當眞淳村長はあいさつで「研修で築いたつながりを大切にしながら南米3カ国、ハワイと村の交流の架け橋になってほしい」と願った。 (武井悠)