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農産物の活用法学ぶ 伊江村生活研、名護視察


農産物の活用法学ぶ 伊江村生活研、名護視察 名護東海岸フラワーフェスティバルで企画されたオープンガーデンを視察する伊江村生活研究会のメンバーら=3月24日、名護市内
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 【伊江・名護】伊江村生活研究会(友寄澄子会長)は3月24日、名護市の勝山のトラック市や第10回名護東海岸フラワーフェスティバルのオープンガーデン、カヌチャリゾートの「花庭(ハナナ)フェア」を視察した。地域農産物を活用した加工品づくりなどに生かすことが目的。
 同会は毎年、活動を充実させようと生活研究会の活動に必要な知識や技術を習得のため視察研修を実施している。
 今回は伊江村役場担当職員の玉城瑞喜さんと嘉数怜指導員が引率し、名護市内を視察。勝山のトラック市では、ワークショップや野菜や多肉植物などが出店され、生産者と触れ合い会話などを楽しんだ。オープンガーデンでは、それぞれの民家の住民が丹精を込めて咲かせた花や花木を観察。緑の葉の山々を背に、庭いっぱいに咲き誇る色とりどりの花々を堪能した。
 友寄会長は伊江村役場の支援に感謝しつつ「視察して得たことを一つでも自分たちの活動に取り入れて、一歩でも前進し村の発展につながるよう頑張りたい。会員が楽しく参加できるような活動ももっと取り入れたい」と述べた。
 (知念光江通信員)