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災害時 連携し支援へ 恩納、4者が協定


災害時 連携し支援へ 恩納、4者が協定 恩納村での大規模災害発生時における防災活動協力に関する協定を締結する村、村観光協会、村観光施設GM会、石川警察署の4者=恩納村役場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【恩納】恩納村役場でこのほど、「大規模災害発生時における防災活動協力に関する協定締結式」があった。協定は恩納村(長浜善巳村長)、村観光協会(宮﨑るみ子会長)、村観光施設GM会(森正人会長)、石川署(大城靖署長)の4者間で行われた。
 協定は能登半島地震を教訓に、地震・津波による大規模な災害発生時の避難場所として観光ホテルや観光関連施設などを想定。
 本協定締結者が協力し避難者への場所、水・食糧の配給や災害情報、安否確認情報の収集と提供のほか犯罪予防、治安維持及び帰宅困難者の避難解消対策などを目的にしている。
 宮﨑会長は「協力して、皆さんの大切な命を守りたい」、森会長は「昨年8月の台風時の長期停電の際には、各ホテル間で連絡し、住民の風呂・トイレなどの便宜を図った。観光客の安全第一に、また住民も一時避難できるよう今後も連携したい」と話した。 (小山猛三郎通信員)