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朝食提供協力へ感謝状 名護・屋部中 名桜大サークル4年生に


朝食提供協力へ感謝状 名護・屋部中 名桜大サークル4年生に 屋部の浦食堂のメンバーと、感謝状が贈呈された名桜大の食育推進支援サークルのメンバー=3月14日、名護市の屋部中学校
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 【名護】名護市の屋部中学校で生徒らに朝食を提供する「屋部の浦食堂」の活動にボランティアで関わる、名桜大学食育推進支援サークルの大学4年生に3月14日、同校の仲田欣五校長から感謝状が贈呈された。大学卒業を控えたメンバーらに対し、仲田校長は「皆さんの力がなければここまで続かなかった」と感謝した。
 同サークルは屋部の浦食堂での体験などがきっかけとなり、2021年に活動を始めた。
 食堂では朝食作りのほか、朝食メニューの食材を活用した栄養素の分類分けを、中学生に伝えている。
 サークルの立ち上げに関わった仲宗根虹花さん(22)は「接し方や話し方など、子どもたちへのアプローチやファーストインプレッションを学ぶことができた」と振り返った。
 屋部の浦食堂は18年から活動を始め、現在は毎週火曜と木曜の午前6時半から1食100円で朝食を提供している。学校の長期休暇中の昼食提供活動なども実施している。 (武井悠)