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琉球料理の日にサッカーも FC琉球さくら沖ハム共同企画 八重瀬 子どもたち「おいしかった」


琉球料理の日にサッカーも FC琉球さくら沖ハム共同企画 八重瀬 子どもたち「おいしかった」 パスなど練習をし合うFC琉球さくらの選手たちと子どもたち=5月16日、八重瀬町スポーツ観光交流施設
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 【八重瀬】女子サッカーチームのFC琉球さくらと沖縄ハム総合食品(オキハム)は5月16日、食育とスポーツの交流イベントを八重瀬町スポーツ観光交流施設で開いた。FC琉球さくらの選手たちが子どもたちにサッカー教室を開いた後、沖縄ハムが贈った軟骨ソーキや中味汁、ぜんざいが振る舞われた。参加した約50人の子どもたちから「楽しかった」や「おいしかった」といった声が上がった。
 開催日は毎月第3木曜日の「琉球料理の日」。琉球料理保存協会が制定した「琉球料理の日」に合わせた取り組みで、沖縄ハムとFC琉球さくらの初の共同企画、地域貢献活動の第1弾となった。
 サッカー教室では、FC琉球さくらの選手たちが子どもたちとゲームやパスをして汗を流した。子ども食堂では選手が、琉球料理の歴史や作り方などを語り、琉球料理の大切さも伝えた。食事の後、子どもたちが感想や目標のメッセージを書いた。「もっとサッカーがうまくなって、プロサッカー選手を目指す」や、「料理がおいしかった。サッカーが楽しかった」などの感想があった。
 参加した男児は普段から祖母に琉球料理を作ってもらっていると話し「中味汁を作ってみたい」と興味津々な様子。FC琉球さくらの塩川心春選手(18)は「子どもたちから元気をもらえた。これからもこういう活動をたくさんして、みんなと関われたらいい」と笑顔で話した。 (田中芳)