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観光PR映像 準グランプリ 宮古島観光協・大泊さん 地方部門で最優秀


観光PR映像 準グランプリ 宮古島観光協・大泊さん 地方部門で最優秀 第6回日本国際観光映像祭で準グランプリを受賞したことを報告する宮古島観光協会の吉井良介会長(左)と大泊千尋さん=5月23日、宮古島市の下地庁舎
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 【宮古島】宮古島観光協会(吉井良介会長=写真左)が作成した持続可能な観光PR映像「a letter from~島を継ぐ~」が、このほど開かれた第6回日本国際観光映像祭で準グランプリを受賞した。地方観光部門では最優秀賞に輝いた。企画のプロジェクトマネジャーを務めたのは、同協会の大泊千尋さん=同右。5月23日に市下地の下地庁舎で開かれた会見に出席し、「関係者一人一人の、宮古上布に向き合う姿勢や思いが一つの映像という形になった。それが評価されたことがうれしい」と語った。
 同協会は観光庁「サステナブルな観光に資する好循環の仕組みづくりモデル事業」を活用して動画4本を作成。そのうち、宮古上布を作るそれぞれの過程に励む職人の姿をまとめた動画が、受賞作の「a letter from~島を継ぐ~」だ。
 大泊さんは「観光資源は地域の大切な物。それを観光客と一緒に大切にしたいと思っていた。(魅力が)海だけではない宮古島が(動画を通じて)ちゃんと伝わったことがうれしい」と話した。同協会の吉井会長は「受賞をきっかけに自然環境、伝統文化の大切さや素晴らしさを島内外に発信したい」と受賞を喜んだ。 (友寄開)