有料

高校総体選手の体ケア 統合医療学院の下地さんら


高校総体選手の体ケア 統合医療学院の下地さんら 選手らをマッサージする沖縄統合医療学院2年の下地梨里愛さん(中央)=5月18日、沖縄市の県総合運動公園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【沖縄】沖縄統合医療学院は5月18日、沖縄市の県総合運動公園自転車競技場で、県高校総合体育大会先行競技として行われた自転車競技の選手をサポートするボランティアを行った。同学院の2年生、下地梨里愛さん(19)が県高校体育連盟と学院に自ら提案して実践した。講師や学生ら7人が参加した。今回が2回目。
 下地さんは理学療法士とスポーツトレーナーを目指している。宮古高校自転車部出身で、ロードレースが得意種目だった。学院で学んだことと自身の競技経験を生かして、出場する高校生らにストレッチを施した。自転車競技者に多いけがを防ぐための、体のケアのアドバイスもした。ボランティアを終えて「良い経験になった。いろいろな人に支えられているので、感謝の気持ちで頑張りたい」と夢に向かっていく。 (名波一樹)