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1年生 楽しく交通安全学ぶ 糸満・米須小 警官ら腹話術でお話


1年生 楽しく交通安全学ぶ 糸満・米須小 警官ら腹話術でお話 模型の信号を確認して右手を上げて横断歩道を渡る1年生=糸満市立米須小学校
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 【糸満】糸満市の米須小学校(〓良美奈子校長)でこのほど、新1年生25人を対象にした交通安全指導教室が開催された。児童らが楽しみながら、交通安全や防犯について学んだ。
 糸満署の交通課、生活安全課、米須駐在所の署員や交通安全協会の職員らが講師として来校。腹話術の人形「けんちゃん」が登場すると、児童から歓声が上がった。「けんちゃん」が「命は一つしかないよ。大切な命を守るため、交通ルールのお話をするよ」と語りかけると、子どもたちは真剣に耳を傾けた。質問にも元気よく答え、交通ルールを学んだ。
 模型の信号機を使って、横断歩道で右手を上げて、左右をよく確認してから渡る練習をした。不審者から身を守る「行かない」「乗らない」「大声を出す」「すぐ逃げる」「知らせる」の頭文字をとった「いかのおすし」を学んだ。
 教室では、毎朝児童たちの登校を見守る地域のボランティアも紹介された。
 (中原貴子通信員)