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夫婦で米寿 故郷に寄付 金城さん、八重瀬町に100万円


夫婦で米寿 故郷に寄付 金城さん、八重瀬町に100万円 (右から)金城榮子さん、金城盛幸さんから目録を受け取る新垣安弘町長と玉榮恒雄教育長、長男の金城勝也さん、次男の金城豊さん=5月24日、八重瀬町役場
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 【八重瀬】八重瀬町世名城出身でマルキン家具会長の金城盛幸さん(87)は、妻の榮子さんと共に元気で米寿を迎えられたことに感謝し、生まれ育った八重瀬町に恩返しがしたいと5月24日、八重瀬町役場を訪れ、町に100万円を寄付した。併せて、町教育委員会には人間国宝金城次郎さんの作品の写真集「琉球陶器・金城次郎」を寄贈した。子どもたちの育成のために使ってほしいとして新垣安弘町長と玉榮恒雄教育長に託した。

 新垣町長は「いただいた浄財は有効活用させてもらう。また金城次郎さんの作品集は町中央図書館に置いて、広く一般の人が見られるようにしたい。感謝します」とお礼を述べた。

 金城会長の元気の秘訣(ひけつ)は趣味のゴルフ。ホールインワンを3回、年齢以下の打数でホールアウトするエイジシュートを4回達成した腕前。「カジマヤーの時にエイジシュートを達成したい」と早くも目標を語った。

 長男の勝也さんが「近日中に米寿祝いのゴルフコンペと夕食会が予定されている」と話し、関係者に礼を述べた。

(喜屋武幸弘通信員)