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マナー守って親しんで 与那原小・バス教室


マナー守って親しんで 与那原小・バス教室 バス会社職員の説明に耳を傾ける与那原小学校の児童ら=11日、与那原町コミュニティーセンター
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【与那原】与那原町は11日、小学生を対象にしたバス教室を与那原町コミュニティーセンターで開いた=写真。与那原小学校2年生126人がバスの乗り方や乗車マナーを学んだ。
 東陽バスが協力し、職員が児童らと共に車内に乗り込み、実際に町内を回りながら、イラストを使ってバスに乗るときの注意点やルールを説明した。車いすを使ったデモンストレーションでは体が不自由な人への配慮も学んだ。
 同社運輸部の大嶺貴史係長は「子どものうちからバスに親しみを感じてもらいたい」と述べた。バスの種類や乗車人数、1日に走る距離など、児童からの質問にも答えた。
 与那原町企画政策課の山口浩平さんは「与那原町は環境省の脱炭素先行地域に選ばれており、公共交通を利用することで環境を守る意識を自然に身につけてほしい」と述べた。 (普天間伊織)