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「ひじきまんじゅう」作り挑戦 与那原町女性会 町の特産品目指す


「ひじきまんじゅう」作り挑戦 与那原町女性会 町の特産品目指す 作り上げた「ひじきまんじゅう」を掲げ、喜び合う与那原町女性会の会員と新垣千鶴子会長(前列左端)=8日、与那原町コミュニティーセンター
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 【与那原】与那原町女性会の新垣千鶴子会長ら会員12人は8日、町コミュニティーセンター調理室で「ひじきまんじゅう」作りに初めて挑戦した。当添区海岸一帯で取れるヒジキを活用し、地域の特産品として販売することで、町の活性化を目指す。
 共に90代で当添区出身の瀬底竹子さんと金城和子さんが作り方を教えた。
 ひじきまんじゅうには、皮に強力粉と薄力粉、ベーキングパウダー、ドライイースト、ラード、細かく刻んだニンジン、タマネギを使用した。
 タマネギから炒めてニンジン、ヒジキ、ひき肉も炒めて味付けをし、水溶き片栗粉でとろみをつけ、あんを作った。あんを皮で包み、月桃の葉などを利用して蒸し器に並べて強火で15分蒸して仕上げた。
 新垣会長は「地域で取れる貴重なヒジキを生かしたまんじゅうが特産品として、まちの活性化につながるようにしたい」と語った。 (知花幸栄通信員)