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ゲーム通し防災学ぶ 那覇、救命講習も


ゲーム通し防災学ぶ 那覇、救命講習も 紙芝居やヒーローショーで防災の知識を学ぶ子どもら=22日、那覇市銘苅のなは市民協働プラザ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【那覇】小学生を対象とした防災イベント「防災・危機の学びをチカラに みんなでなろう!キキレンジャー」(同実行委員会主催)が9月22日、那覇市のなは市民協働プラザで開催された=写真。
 子どもたちがゲームなどを通して楽しく防災の知識を身につけ、防災意識を育てることを目的に2022年から開催しており、那覇での開催は初めて。実行委員会スタッフや学生ボランティアがヒーローショーや紙芝居を披露し、クイズやワークショップで防災を考えた。救命講習などの体験をしスタンプを集めるとキキレンジャーキッズとして認定されることから参加した子どもたちは各スペースを回って複数のプログラムに挑戦した。
 救命講習や防災ボトル作りワークショップに参加した小学6年の山口雄羅さん(12)は「ポリ袋やラップが防災グッズにもなることを初めて知った。心臓マッサージにも初めて挑戦して楽しかった」と笑顔を見せた。「地震や津波が起きたらすぐに行動できるようにしたい」と力強く話した。 (普天間伊織)