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菓子開発 感謝し寄付 恩納観光協、うんな中に


菓子開発 感謝し寄付 恩納観光協、うんな中に うんな中の比嘉利博校長(中央)に寄付金を贈った恩納村観光協会の宮﨑るみ子会長(右)と名城一幸事務局長=24日、恩納村のうんな中学校
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 【恩納】恩納村観光協会(宮﨑るみ子会長)は9月24日、村立うんな中学校の生徒らが大手菓子メーカーとスナック菓子を共同開発し、村の観光に寄与したとして、お礼として同校に寄付金10万円を贈った=写真。
 うんな中の生徒らは昨年、スナック菓子大手のカルビー(東京)と共同で、村産アーサを使った「堅あげポテトアーサそば味」を開発した。村観光協会がプロモーションの目玉となる商品を作ろうと、カルビー社へ打診したことがきっかけ。
 村が進めている、うんな中学校の生徒による地域課題解決プロジェクト「UNNA魂」の活動と、「地元素材の活用と地域文化発信」を掲げるカルビーの理念が一致し実現した。菓子のパッケージにはうんな中の生徒らが共同開発者として紹介されている。寄付金は同村の「おんなの駅」の売り上げの一部から充てたという。 (小山猛三郎通信員)