有料

野球肘、早期発見へ 球児の健康状態をチェック


社会
野球肘、早期発見へ 球児の健康状態をチェック 野球肘の検診を受ける球児ら=3日、沖縄市の中頭病院
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【沖縄】中頭病院の金城政樹整形外科手外科部長が代表を務める「沖縄スポーツ健康を推進する会」は3日、沖縄市の中頭病院で第1回沖縄野球肘検診を開いた。

 学療法士、スポーツトレーナーなど専門家47人がそれぞれの知見を生かして球児の健康状態をチェックした。野球肘と呼ばれる肘離断性骨軟骨炎(こつなんこつえん)を早期発見し、治療へつなげることが目的。

 中北部地区の少年野球4チームから計67人が検診を受けた。そのうち2人に異常があったとして、2次検診に案内された。

 沖縄市立美原小6年の佐久田航平さん(12)は「レントゲンを撮ってもらっただけでなく、ストレッチのやり方も教えてもらった。おうちでやりたい」と感謝した。

(古川峻)