有料

宮城・永山(沖水)カヤックペアで優勝 力の差見せつける 県高校新人大会・カヌー 沖縄


社会
宮城・永山(沖水)カヤックペアで優勝 力の差見せつける 県高校新人大会・カヌー 沖縄 男子カヤックペア500メートル決勝 息の合ったパドリングで優勝した沖縄水産の永山盛禎(右)、宮城壱清
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 カヤックペア決勝は沖縄水産の宮城壱清・永山盛禎が力の差を見せつけた。1年の永山は「練習の時よりも安定したレースができ、最後はピッチを上げることができた。うまくタイミングを合わせて力を発揮できた」と好感触を得た。「宮城先輩が後ろでうまくバランスを取ってくれるので、力いっぱいこぐことに集中できた」と安心感があった。

 宮城は「永山もしっかりついてきてくれた。最後の150メートルでスピードを上げて2位と差をつけることができた」と思い描いた通りの内容だった。

 宮城は昨年に続くペア優勝で連覇、シングルでも圧倒し2冠に輝いた。九州に向け、「シングルはこれまで準決勝止まり。ここで満足せず、シングルもペアも頂点を狙いたい」と闘志を燃やした。

 (大城三太)


 沖縄県高校新人大会は16日、各地でカヌー、陸上、テニスが行われた。カヌースプリント500メートルで男子カヤックシングルの宮城壱清(沖縄水産2年)が2分22秒568で制し、永山盛禎(同1年)と組んだペアと合わせて2冠を達成した。カナディアンシングルは當山魁来(かいら)(沖縄水産2年)が2分44秒793で優勝し、塩澤海(同1年)と組んだペアと2冠。女子カナディアンシングルは2分58秒429で赤嶺妃菜(沖縄水産2年)が頂点をつかんだ。陸上女子三段跳びの喜久里彩吹(那覇国際2年)が大会記録に1センチと迫る11メートル83で優勝し、走り幅跳びとの2年連続2冠を達成した。女子3000メートルの親川杏花(北山2年)は10分分8秒79、男子3000メートル障害で島袋翔(北山2年)が9分31秒74でそれぞれ優勝し、連覇となった。女子200メートルでは又吉一莉(球陽2年)が26秒18で制し、100メートル、400メートルリレーとの3冠となった。

※注:永山盛禎の「禎」はネヘンが示ヘン