ゴルフの国内女子ツアー開幕戦となる第37回ダイキンオーキッドレディストーナメント開催に向け、主催するダイキン工業の竹中直文専務執行役員や琉球放送の中村一彦社長らが29日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、大会の意義や魅力をPRし多くの来場を呼びかけた。
今回はコロナ禍前と同様、5年ぶりに制限を設けない形で開催される。竹中専務執行役員は「何よりも沖縄県の皆さんに支えられている。スポーツを通して日本全体を盛り上げられるといい」と期待した。
本大会は2月29日~3月3日の4日間、南城市の琉球ゴルフ倶楽部で行われる。プロ104人とアマチュア選手権大会上位4人の計108人が出場する。出場選手の発表は2月14日を予定している。
若手からベテランまで多くの注目選手がそろう見込みで、県勢はダイキン工業所属の諸見里しのぶや新垣比菜のほか、上原彩子、荒川怜郁らも名を連ねる。
ダイキン工業の阿部聖広報グループ部長は「制約がなくなり、思い切ってプレーできることがわれわれにとってもうれしい。華やかにやりたい」と意気込みを語った。
(砂川博範)