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部活の地域移行「停滞させない」 沖縄県中体連新役員が抱負


部活の地域移行「停滞させない」 沖縄県中体連新役員が抱負 中体連の新役員に就いた金城淳会長(中央)、新垣泰司理事長(左)。事務局長を担う下地豊正氏=16日、那覇市泉崎の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 沖縄県中学校体育連盟の会長に就任した金城淳氏(仲西中校長)らが16日、那覇市の琉球新報社を訪れ、役員改選や7月開催の総合体育大会成功に向けて意気込みを述べた。

 今月の評議委員会で役員改選があり、金城会長、新垣泰司理事長(石田中)が新役員に選出され、下地豊正氏(仲西中)が事務局長に就いた。

 金城会長は「部活動の地域移行や複数校が合同で部活を行う拠点化など、活動を停滞させないように取り組んでいきたい。まもなく地区大会も始まるが、3年生にとっては最後の大会になる。力を発揮してほしい」と述べた。

 これまで事務局長として連盟を支えてきた新垣理事長は「部活動は成長の場であり、頑張りは結果としてついてくるはずだ。感謝や仲間との絆を胸に大会に臨んでもらいたい」と生徒たちにエールを送った。

 各地区の代表が沖縄一を目指す県総合体育大会は7月22~26日に集中開催される。先行競技は6月22日の空手道を皮切りに行う。

 (大城三太)