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国吉(向陽)流れに乗れず15位 北部九州総体・自転車


国吉(向陽)流れに乗れず15位 北部九州総体・自転車 男子ポイント・レース決勝 先頭を追いかけポイントを取りに行く向陽の国吉朔望(手前)(屋嘉部長将撮影)
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 【北部九州総体取材班】全国高校総合体育大会・北部九州総体は福岡県などで行われた。自転車ではケイリンでは久貝一心(北中城)が準優勝した。

 24キロのレースの中で、2キロごとの着順に与えられる得点を競うポイント・レース。男子決勝に挑んだ国吉朔望(向陽3年)は位置取りがうまくいかずに得点を思うように重ねられず、15位に終わった。

 4キロで2位となり3点を加点した。さらなる加点を狙い外側からタイミングを見ていたが、うまく集団の流れに乗ることができず、先頭集団に入れない。その後もタイミングを計るが位置取りがうまくいかず、後続集団から抜け出すことができなかった。「人数が多くて、積極的に動くことができなかった」と悔しさをにじませた。

 最初で最後となった全国総体の舞台に「出場できて良かったが目標の入賞に届かず悔しさもある」と振り返る。大学でも競技を続ける予定で「いい経験ができたので大学でも全国大会を目指したい」と前を向いた。

(屋嘉部長将)


(北九州メディアドーム)

▽男子1000メートルタイムトライアル (21)仲真良河(北中城) 1分8秒797

▽同ポイントレース決勝(2万4000メートル) (15)国吉朔望(向陽) 3点

▽同ケイリン決勝 (2)久貝一心(北中城)