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沖縄市女子サッカーク連覇 サッカー沖電工杯女子の部 県サッカー祭り


沖縄市女子サッカーク連覇 サッカー沖電工杯女子の部 県サッカー祭り D組で優勝した沖縄市女子サッカークラブの選手たち(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 沖電工杯第58回県サッカー祭り(主催・県サッカー協会、琉球新報社、特別協賛・沖電工)のD組(女子の部)は27、28日の両日、金武町フットボールセンターなどで決勝までを行った。決勝は沖縄市女子サッカークラブが3―0で美里高を破って、2連覇を果たした。D組の試合は8人制で行われた。

前半3得点で圧倒 技術と経験生かして栄冠

D組決勝 沖縄市女子サッカークラブ―美里高 前半、ゴール前まで攻め込む沖縄市女子の小波津美結(中央左)=28日、金武町フットボールセンター(小川昌宏撮影)

 8人制で行われた女子(D組)は、沖縄市女子サッカークラブが前半に3得点を奪い、圧倒した。我部志季が相手GKのパスをカットし、受けた小波津美結主将が先制し、2点目も奪った。

 駄目押しとなる3点目は左ハーフの山内詩織のクロスを我部が中央から決めた。後半は得点こそなかったが、ボールを支配した。

 社会人中心で具志川中や越来中で週1回の練習に励む。小波津は「体力的にはきつかったが、楽しみながらプレーできた」と日に焼けた顔をほころばせた。11人制よりもコートやゴールは小さく、「相手を分析して、攻めと守りの人数を変えながら戦った」。培った技術と経験生かしてつかんだ連覇だった。

 宮古島勤務ながら大会のために帰郷し、ボランチで出場した山内は「前線の選手が良い形で気持ち良くシュートできるようにパスを回せた」とプレーする楽しさをかみしめた様子だった。

 (大城三太)