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挑む甲子園 興南ナインを紹介(3) 仲野、金城


挑む甲子園 興南ナインを紹介(3) 仲野、金城  甲子園球場
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 8月7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に興南高校が県代表として出場する。夏の甲子園は2年ぶり14度目。聖地に挑む登録選手20人を紹介する。


(9)仲野大雅(なかのたいが) 右翼手

 右翼を担う3年生。速球に負けずはじき返せるスイングが持ち味。決勝ではチーム初安打を放ち、先制のホームを踏むなど勝利に貢献した。それでも満足せず、逆方向への強い打球を常に意識し、練習に励んでいる。守備では連係プレーを心がけている。甲子園に向けては「やることは変わらない、一戦一戦を大事にしたい」と意気込む。175センチ、左投げ左打ち。石垣第二中出。特技はけん玉。

(10)金城勇希(きんじょうゆうき) 投手

 要所を締めてきた3年生右腕。141キロの直球と多彩な変化球で空振りを奪う。継投した県大会決勝では無失点の力投を見せた。球威が増してきており「140キロ台をアベレージで出したい」と目標は高い。投手の田崎颯士とは保育園からの仲だ。「(田崎と)これまでも投げ合ってきたように、甲子園でも一緒におさえたい」と決意する。178センチ、右投げ右打ち。伊波中出。趣味はゲーム。