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津覇、飛び込み4位入賞 自分の飛び込み出し切れて満足 競技は今大会が最後 <SAGA2024国スポ>先行競技


津覇、飛び込み4位入賞 自分の飛び込み出し切れて満足 競技は今大会が最後 <SAGA2024国スポ>先行競技 少年女子飛び板飛び込みで4位になった津覇すみれ(左)と中野徳広コーチ(本人提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 国民スポーツ大会「SAGA2024」は15日、会期前競技を佐賀県や鹿児島県で行った。SAGAサンライズパークSAGAアクアで行われた飛び込みの少年女子飛び板飛び込みでは津覇すみれ(首里高)が4位入賞を果たした。

 国スポを最後に競技を離れる津覇すみれ(首里高)が少年女子飛び板飛び込みで4位に入った。「表彰台を狙えるかも、と思っていたので悔しさもあるが、自分の飛び込みを出し切れたので後悔はない」と満足そうに振り返った。

 県勢初の3位となった全国高校総体とは違い、自由選択飛びの4本だけで競う今大会。1本目から点数は取れるものの、1~5位まで僅差の緊迫した状況で集中し続けた。5位で迎えた最後の4本目。苦手なひねり技だったが過不足なくひねりきって入水し、点数を伸ばして4位に順位を上げた。

 今後は飛び込みでの経験からスポーツ心理学を学ぶため、大学進学を目指す。小学2年生から競技を始め、これまで支えてくれた人への感謝を述べながら「飛び込みをやってきて良かった」と声を弾ませ、新たな道へ進む。

 (屋嘉部長将)


<飛び込み>

 (佐賀県SAGAサンライズパーク水泳場)

▽板飛び込み (4)津覇すみれ(首里高) 183・65点