空手道の全国中学生選手権で全国一になった選手らが17日、沖縄県庁に半嶺満教育長を訪ね、優勝を報告した。団体形を制した男子山内(仲宗根勇誠、島袋琉心、米須晟矢、寿遼登、金城琥大)、女子金城(仲本明香里、金城朋花、川田くくる)、男子個人形で頂点の真栄城豪(安岡)がトロフィーや賞状を手に、大舞台で繰り広げた真剣勝負を振り返った。
山内の仲宗根主将は「団体で2連覇達成、島袋が準優勝できたのは金城新先生、喜友名諒先生の指導や保護者の支えのおかげ」と感謝の言葉を述べた。
金城中の仲本は「昨年は3位だった。1年間優勝を目指して練習したことが結果に表れた。上村拓也先生がコートそばで見てくださり、いつも通りの演武ができた」と述べた。
個人形を制した真栄城は「結果にこだわり過ぎて、力を出せないこともあったが今回はリラックスして楽しむことができ、結果がついてきた」と喜びを語った。
半嶺教育長は「感動と夢と希望を与えてくれた。選び抜かれた選手の中で勝ち上がることは大変で、鍛錬の成果だと思う。将来、頑張った経験が自分のよりどころになるはずだ」と成果をたたえた。
(大城三太)