女子ゴルファー日本一決定戦となる日本女子オープン選手権第1日は26日、茨城県大利根CC(6845ヤード、パー72)で始まり、アマチュアで、エナジックスポーツ高の新垣くらら(16)=那覇市出身=が首位と3打差の2位につけ、好発進した。新垣は7月の全国高校選手権大会九州沖縄大会の女子団体で初優勝。同全国大会でも4位になった。国民スポーツ大会「SAGA2024」にも出場予定。
単独首位は7月のエビアン選手権でメジャー初制覇の古江彩佳で、8バーディー、1ボギーの65をマークした。2位にパリ五輪日本代表の山下美夢有と新垣がつけている。さらに1打差4位に岩井千怜、笠りつ子、永井花奈ら7人が続いた。昨年優勝の原英莉花は70で11位、ポイントランキングトップの竹田麗央は72で24位。上田桃子は73の37位となった。
その他県勢は、新垣比菜が71の19位、1オーバーの37位に吉崎マーナ、佐渡山理莉、宮里美香などがつけている。(賞金総額1億5千万円、優勝3千万円、出場120選手=アマ39、晴れ、気温28.7度、北の風1.4メートル、観衆4640人)
アマ新垣、「まさか」の68
アマチュアの新垣が7バーディー、3ボギーの68で回り、2位につけた。ショットで多くの好機をつくった高校2年の16歳は「まさかこんなにいいスコアが出るとは。4アンダーは自信になった」と満面の笑みを浮かべた。
大会の最終予選を突破しての出場。スタート前は「めっちゃ緊張していた」が、「ギャラリーの方の応援でほぐれた」と伸び伸びプレーした。残り3日間に向けて「ベストアマを取れるくらいのスコアを出していきたい」と意気込んだ。
▽日本女子オープン選手権第1日成績(6,845ヤード パー72)
(1)古江彩佳 ―7 65(34 31)
(2)山下美夢有 ―4 68(33 35)
(2)☆新垣くらら 68(35 33)
(4)岩井千怜 ―3 69(34 35)
(4)申ジエ(韓) 69(34 35)
(4)呉佳晏(台) 69(34 35)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(19)新垣比菜 ―1 71(35 36)
(37)宮里美香 +1 73(37 36)
(37)佐渡山理莉 73(35 38)
(37)☆吉﨑マーナ 73(38 35)
(67)☆仲村梓 +3 75(38 37)
(90)☆宮城柚 +5 77(39 38)
(共同通信)