マイナ、12月以降本人確認


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 厚生労働省は7日、マイナンバーと健康保険証の情報が誤ってひも付けられた問題に関し、全データの点検作業を11月中に終了させた上で、情報に食い違いがある場合の本人確認を原則12月以降に行う方針を明らかにした。誤りを修正する作業は、来年も続く見通し。
 同日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会で示した。マイナンバーと保険証のひも付け誤りは既に8441件が判明。厚労省はさらに全データを住民基本台帳と照合し、11月中に点検を完了させるとした。情報の不一致があった場合は本人確認を実施。12月から本格実施する。
 部会ではほかに、マイナンバーと保険証情報がひも付けられていない人数について、発表済みの計約77万人から、計約71万人に修正した。