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比嘉県議 出馬に意欲 衆院選4区 市町村議員が要請


比嘉県議 出馬に意欲 衆院選4区 市町村議員が要請 比嘉京子氏への出馬要請を前に会見する市町村議員ら=20日午後、県庁
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 社大党副委員長で県議の比嘉京子氏(73)=那覇市・南部離島区=が20日、次期衆院選を巡り、玉城デニー県政を支える「オール沖縄」勢力の枠組みで沖縄4区から立候補することに意欲を示した。同日、「沖縄4区から女性国会議員を誕生させる市町村議員有志の会」から出馬要請を受けて「皆さんの願いが実現できるように努力したい」と述べた。
 比嘉氏は南西諸島で軍備強化が強行されている現状や14日から県内で始まった日米共同訓練に触れ「1~4区まで知事を支える議席をしっかり確保することは重要な課題と認識している」とした。その上で「(候補者選考の)議論に乗せていただきたい」と強調した。
 有志の会は比嘉氏への出馬要請に先立ち、県庁で会見した。玉那覇淑子北谷町議は南西諸島の軍備強化が進む中でオール沖縄の4区の候補者が決定していないことに触れ「これ以上看過することはできない」と訴えた。オール沖縄4区候補者の一本化と、比嘉氏を候補者の一人として議論を進めていくことを求めた。 (佐野真慈)
比嘉京子氏への出馬要請を前に会見する市町村議員ら=20日午後、県庁