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【メッセージ動画】しゃかり結成25年、変わらぬ応援に感謝 「今年は原点に戻り音楽、歌を丁寧に」 23日に記念ライブ開催


【メッセージ動画】しゃかり結成25年、変わらぬ応援に感謝 「今年は原点に戻り音楽、歌を丁寧に」 23日に記念ライブ開催 25年間の活動を振り返るしゃかりのチアキ(右)とカンナリ=10月26日、那覇市泉崎の琉球新報社(喜瀨守昭撮影)
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沖縄県出身の沖縄ポップスユニット「しゃかり」が、今年で結成25周年を迎えた。ボーカルのチアキと、プロデューサー兼パーカッションのカンナリは「25年間ずっと変わらず応援してくれているファンの皆さんがいなければ、ここまでこられなかった」と感謝を語る。23日には北谷町で記念ライブを開く。

1998年にユニットを結成。同年6月にシングルCDをリリースした。カンナリは「チアキさんはずっと歌を続けていく人だと思ってはいたが、しゃかり自体がどういう風になっていくのか、本当に実験的なものだった。正直、こんなに長く続くとは思ってもいなかった」と明かす。

2003年、アルバム「いしじ~礎」でメジャーデビューを果たす。06年の「ゆるり」は「しゃかり」らしさが生まれたアルバムになった。周囲からもそう言われたことが、特にうれしかったという。チアキは「きれいな日本語と、残したいウチナーグチを歌詞に取り入れるのも、ずっと続けてきたことだったので、それも定着してきたかな」と笑顔で話す。

20年からのコロナ禍は、ライブ出演が激減し、思うように楽曲を作ることもできなかった。チアキは「あまり良い思い出ではないが、でも何かしら意味はあると思う」と前を向く。「今年は原点に戻って音楽、歌を丁寧に届けたい。またここからつながって30年、35周年と迎えられる日が来るのであれば、その時には新曲をたくさん作って届けられるように、ここからスタートができたら」と2人は力を込めた。

23日午後7時半から、結成25周年記念ライブ「今こそつながろう」を北谷町のライブハウスモッズで開く。チケットは既に完売した。 (田中芳)