玉城朝薫 (たまぐすく・ちょうくん)


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 1684~1734(尚貞16.8.2~尚敬22.1.26) 組踊の創始者。首里儀保町生まれ。1718年に踊奉行に任命されて組踊二番をつくり上げ、翌年の冊封式典で「鶴亀二児復父仇(ちちのあだをふくする)故事(二童敵討)」と「鐘魔事(執心鐘入)」を上演する。その後「銘苅子」「女物狂」「孝行の巻」の三番を書き上げ、前作と合わせて〈朝薫の五番〉、あるいは単に〈五番〉と呼ばれている。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)