15センチのテナガエビも! 用水路の水を抜いたら…観察会に子ども歓声 沖縄・南城


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用水路にいる生き物を捕まえて観察する子どもたち=南城市玉城中山

 【南城】沖縄県南城市玉城中山区(金城道年区長)はこのほど、区内に流れる農業用水路で、生き物観察会を開いた。区内に住む親子ら30人が集まり、用水路に生息するエビや魚などの生き物を観察した。この日は快晴で、用水路には水が流れておらず、深さ約50センチの水たまりができていた。用水路の改修工事を行う工事関係者がポンプで水位を下げ、子どもたちが水路に入り、網で水中の生き物を捕まえた。

 子どもたちは、はしゃぎながら大きなはさみを持つカニや小魚、15センチもあるテナガエビなどを捕まえて観察した。参加した小嶺海流(かいる)さん(10)=玉城小4年=は「初めてテナガエビを捕まえた。思っていたよりは硬くなかった」と笑顔を見せ「また観察会があったら参加したい」と話した。

 区では11月15日にも野菜の植え付け体験や料理教室を開き、20人の親子らが参加した。