ガジュマルもライトアップ!名護市内に青と緑の光 医療者への感謝とコロナ対策徹底呼び掛け


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青と緑にライトアップされたひんぷんガジュマル=11日、名護市

 【名護】名護市観光協会青年部と名護の魅力を発信する団体「ナゴラブ」は、新型コロナウイルスと闘う医療従事者に感謝するとともに、苦難に見舞われている事業者を応援しようと、青と緑のライトアップで市内を彩る取り組み「ナゴブルーグリーンプロジェクト」を行っている。ひんぷんガジュマルや市民会館、市営市場や飲食店など数十カ所で31日まで点灯予定。

 青は医療従事者への感謝、緑はコロナ対策の徹底を意味する。市内の多くの人に知られているランドマーク10カ所のほか、10日現在で飲食店約30店舗が協力を申し出ている。

 10日夕、神ケ森(じんがむい)に「歩」の文字をともした新成人による光文字と共同の点灯式がガジュマル緑地公園で行われた。青と緑に彩られたひんぷんガジュマルが浮かび上がると参加者から歓声が上がった。

 市観光協会青年部の津波克也部長は「コロナ対策の街を発信したい」、ナゴラブの渡具知豊代表は「地域全体で前に進む意思を示したい」とそれぞれ話した。協力店を随時募集している。問い合わせは渡具知代表(電話)090(3794)1784。